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Hulu初のオリジナル映画『ゼロの音』配信決定!

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第1回Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ《グランプリ受賞》監督の長編作品『ゼロの音』(ぜろのおと)が、4月27日(木)0時から配信スタートすることが決定いたしました。

本作は、「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」第1回グランプリの老山綾乃監督が、映画初主演となるアーティスト・川谷絵音を主演に迎え、初めて長編作品に挑んだ作品。女優・萩原みのりがダブル主演として本作のヒロインを務めています。また本作はHulu初のオリジナル映画となります。

物語は、病によって音楽の道を絶たれた⻘年が、憧れの人の死に直面したことをきっかけに人生を再生していくハートフルドラマ。「indigo la End」「ゲスの極み乙女」「ジェニーハイ」など様々なバンドで、ボーカル・ギターを担当し音楽活動を行う川谷絵音が、チェリストの道を諦め、市役所の生活福祉課で働く⻘年・大庭弦(おおば・げん)を演じ、市役所の同僚・上国料いと(かみこくりょう・いと)を、『花束みたいな恋をした』(21)『街の上で』(21)など話題作への出演が相次ぎ、主演作では『成れの果て』(21)など繊細な演技力を高く評価される、女優の萩原みのりが演じています。

ドラマ「恋のツキ」(18)で演技に初挑戦して以降、演技経験はあった川谷だが、映画の主演は初。今回のオファーを受けた理由について「一番は監督の手紙です。直筆の手紙をいただいて、これはちゃんとやらないといけないと思いました。また、楽器を扱う作品だったことと、ジストニアという自分の身近にある題材を描いていたので、やってみようと思いました。」とコメント。共に主演を務める萩原みのりは、「いただいた脚本のラストシーンが好きで、このシーンを演じてみたいというのが一番大きかったです。また、川谷さんが主演と伺って、良い意味でどんな感じになるのか想像ができなくて、是非この作品に参加したいと思いました。」と話し、川谷との共演については「川谷さんとは行きの車から帰りの車まで、休憩中もずっとお話しをしていました。その時間のお陰もあって、撮影の時間だけでは埋められない、川谷さん演じる弦さんと自分が演じるいととの距離の詰め方というか、関係性を自然と作ることができたと思います。」とコメントしました。

川谷は、普段扱う楽器はギターとキーボードで、今回チェロに触ることも初めてだったため、実際にコンサートでチェロを弾くシーンを演じるにあたって、事前に練習し、準備を重ねたといい、チェロ監修をした奥村景氏は、川谷のチェロ演奏シーンをみて「チェロとギターは同じ弦楽器の仲間ですが、全然弾いた感覚が違うので最初は川谷さんも苦戦していました。更に今回使われた曲はチェリストでも弾くのが難しい曲です。ですが、二回目のレッスンでは曲をほぼ覚えていて軽く手直しをする程度まで上達していてビックリしました。撮影の時には、曲の雰囲気に合わせ情熱的に演奏するまで仕上がっていて、良い演奏シーンになるのではと楽しみに思えるほどでした。」とコメント。川谷は「チェロは、撮影に入るまで毎日弾いていました。」と話しています。そして今回、監督・脚本を担当したのは、「第1回Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」でグランプリを受賞した老山綾乃監督。オリジナル脚本で、長編作品を完成させ、主演の二人に関して「チェロを抱きしめる川谷さんをみて、川谷さんにしか『弦』は演じられないと思いました。それに、萩原さんにしか『いと』という人物は捉えられなかったと思います。2人に演じてもらえたことが、脚本・監督の私にとって最大のしあわせでした。」とコメントしています。

《コメント》

◎大庭弦(おおば・げん) 役/川谷絵音(かわたに・えのん)コメント

一番は監督の手紙です。直筆の手紙をいただいて、これはちゃんとやらないといけないと思いました。また、楽器を扱う作品だったことと、ジストニアという自分の身近にある題材を描いていたので、やってみようと思いました。チェロは、撮影に入るまで毎日弾いていました。かっこいい海外のチェリストを見つけて、その人の動画を見て参考にしたりしました。監督からの演出に関して「感情を抑えてください」と現場で何度かいわれて、心を見せない役柄なので、感情を出さないように演技をするのが大変でした。監督が、アテ書きとおしゃってくれていますが、僕の中にあるものが形になったのかなと、共感する部分が多かったです。現場のあたたかい空気感が映像に反映されていると思うので、気負わずに観てもらえればと思います。

◎上国料いと(かみこくりょう・いと) 役/萩原みのり(はぎわら・みのり)コメント

いただいた脚本のラストシーンが好きで、このシーンを演じてみたいというのが一番大きかったです。また、川谷さんが主演と伺って、良い意味でどんな感じになるのか想像ができなくて、是非この作品に参加したいと思いました。川谷さんとは行きの車から帰りの車まで、休憩中もずっとお話しをしていました。その時間のお陰もあって、撮影の時間だけでは埋められない、川谷さん演じる弦さんと自分が演じるいととの距離の詰め方というか、関係性を自然と作ることができたと思います。たくさんの人の優しさが詰まっている作品です。観終わった後に、周りの人に優しくできたり、誰かのことを大事に思ったり、やさしさが伝染するように広がっていくと嬉しいです。

◎監督・脚本/老山綾乃 コメント

繊細に物語を捉えて、大胆に演じ、何より上国料いとという人物を愛してくれた萩原さん。

なんてことないみたいな顔をしながらも、チェロもお芝居も全力で応えてくれて、作品を力強く引っ張ってくれた川谷さん。

ラストシーンは萩原さんと川谷さんのアイデアで、脚本にはない終わり方を迎えました。ほんの些細なことだけど、弦にとっては非常に大きな意味を持つ終わり方になりました。チェロを抱きしめる川谷さんをみて、川谷さんにしか「弦」は演じられないと思いました。それに、萩原さんにしか「いと」という人物は捉えられなかったと思います。2人に演じてもらえたことが、脚本・監督の私にとって最大のしあわせでした。ありがとうございました。

 

《あらすじ》

才能あるチェリストの大庭弦は局所性ジストニアと診断され、これまでのようにチェロを弾けない身体になった。受け入れられない弦は、自ら音楽の道を諦める。市役所の生活福祉課に中途採用されるも、無為な日々を過ごしていた。ある日、同僚の上国料いとと共に訪問した家で、憧れていたチェロの巨匠・徳永治と偶然出会う。弦といとと徳永の3人による信頼が築かれはじめた矢先、徳永はチェロを残して、この世を去ってしまう。身寄りのない徳永のチェロが処分されてしまうことを知った弦は、ある衝動的な行動を起こす。 弦の行動を知ったいとは、弦を追いかけるのだが……。弦は、いとや徳永、そしてたくさんの人たちとの出会いを経て、音楽を失ったという心の穴と対峙し、これからどうやって生きていくかを模索する。その答えにたどり着いたとき、物語は意外な結末を迎える。

 

《作品概要》

主演︓川⾕絵⾳(⼤庭弦 役)、萩原みのり(上国料いと 役) ※ダブル主演
出演︓朝井⼤智(⾵祭⾵太 役)奥村佳恵(黛真⾥ 役)、関⾕奈津美(⼩平椿 役)
池⽥良(⻑⾕川啓司 役) 山野海  (三角翔子 役) 駒木根葵汰(三角蓮 役)岩瀬亮(堂本和志 役)

⽚岡礼⼦(堂本真琴 役)、⼭路和弘(徳永治 役)
製作著作:HJ ホールディングス株式会社 制作:東京テアトル株式会社 制作プロダクション:株式会社ステューディオスリー

コピーライト:©HJホールディングス
配信開始日時:2023年 4月 27日(木) 0:00 からHulu独占配信スタート

 

『Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ』とは?

Huluによる、新世代“映像クリエイター”発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」。参加資格は、35歳以下であること。選考を勝ち抜いたファイナリスト5組は映像制作のプロによるサポートと、1500万円の制作費支援のもと、自身の企画の監督・脚本を務め、映像化する機会を与えられる。ファイナリストによる5作品は、完成後、Huluで独占配信。その中から各界の第一線で活躍する審査員たちにより、グランプリ作品を選出。グランプリ受賞者には賞金100万円が贈られ、副賞として、Hulu全面バックアップのもと、Huluオリジナルの新作を監督・配信することができる。「誰かに作品を届けたい」と思う気持ちと、飽きさせないアイディアがあれば、誰もが夢を叶える扉を開くことができるプロジェクト。