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フランス大使公邸で開催された Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」日仏文化交流イベントレポート

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――日仏米共同製作の国際連続ドラマ――

フランス大使公邸で開催されたHuluオリジナル「神の雫/Drops of God」配信記念

日仏文化交流イベントレポート

山下智久&原作者・亜樹直氏がフランスソムリエ協会より

日本人初の“名誉マスター・ソムリエ”に認定!

山下「日本とフランスの架け橋になれるように引き続き、勉強していきたい」

山下命名の特別なコラボメニューご紹介最高のマリアージュに会場も唸った‼

 

■海外メディアからも絶賛の嵐――日本発・大人気漫画を全く新しい形に生まれ変わらせた話題の国際ドラマ「神の雫/Drops of God」がHuluにて独占配信中

世界中で愛され、ワインブームに火を付けた大人気漫画『神の雫』(作・亜樹直 画・オキモト・シュウ/講談社)あの伝説的作品が2023年、フランスと日本を舞台に“日仏英の多言語で展開される国際連続ドラマ”に生まれ変わる…! 世界随一のグローバルテレビジョンスタジオ「レジェンダリー・テレビジョン1(アメリカ)」と高品質なテレビ番組を世界中の視聴者に届ける独立系製作配給会社の「ダイナミック・テレビジョン2(アメリカ)」、フランス国営放送局グループの「フランス・テレヴィジオン」、そして「Hulu Japan」の4社が強力タッグを組んだ日仏米共同製作の国際連続ドラマ「神の雫/Drops of God」――。海外メディアからも絶賛の声が沸き上がった最注目ドラマがついに9月15日(金)からオンライン動画配信サービス「Hulu」で独占配信を開始しました。

本作では、原作漫画の中心を担う男性キャラクター=神咲雫をフランス人女性・カミーユに置き換えると同時に、山下智久が演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青(とおみね・いっせい)を“新たな主人公”に設定。世界的ワインの権威アレクサンドル・レジェが遺した総額160億円にも及ぶ“世界最大のワインコレクション”の相続権をめぐり、国境を越えたワインテスト対決に挑んでいくアレクサンドルの弟子・一青と、アレクサンドルの一人娘・カミーユ――“ワインに運命を翻弄される男女”を軸に、“時代と国境を越えた華麗で芳醇な人間模様”を壮大かつ細やかに描出します。

Huluでの海外ドラマランキングでも連続で1位を獲得したことで、国内でも反響が大きくなっている「神の雫/Drops of God」。本日10/4(水)にフランス大使公邸で「神の雫/Drops of God」配信記念日仏文化交流イベントが行われました。

 

■フランス大使公邸で実施された「神の雫/Drops of God」配信記念 記者発表会

山下智久「日本とフランスの架け橋になれるように引き続き、勉強していきたい」

登壇者は、遠峰一青役の山下智久(以下:山下)、フィリップ・セトン駐日フランス大使(以下:セトン大使)、亜樹直名義で活動する姉弟ユニットであり原作者の樹林ゆう子先生(以下:ゆう子先生)、樹林伸先生(以下:伸先生)制作総指揮クラウス・ジマーマン氏(以下:ジマーマン氏)の5名。

本作は日本の人気漫画を国際ドラマとして大胆にリメイクし、日本とフランスを舞台にして描かれたことから、今回のイベントが実現しました。セトン大使は、「新しく生まれ変わった上質なワインのように繊細で複雑なブレンドです。原作は日本の漫画、フランスとベトナムのシナリオ作家、日本語と英語、フランス語を話す国際的なキャスティング。フランスと日本の壮大な舞台設定。様々な要素が大イベントとして形成しているのではないでしょうか」と、今回の本作への想いを熱心に語りました。

また、主演の山下は「このようなフランス大使公邸で、フランスで撮影してきた本作を紹介できることを光栄に思っています」と、爽やかな笑顔で挨拶。ゆう子先生も「2004年に始まった漫画が日本とフランスで人気となり、国際ドラマになって、このようなイベントでみなさまに盛り上げていただけてとても感慨深いです」とコメント。伸先生が「なんと幸せな作品なんだとつくづく感じております。実は遠峰一青の娘を主人公にした新しい漫画も始まっておりますので、ぜひこちらもご覧ください」とチャーミングに続編をアピール。ジマーマン氏は「色々な方の努力で実現した本作が、フランスと日本をつなぐことができていることが大変嬉しいです」と喜びをあらわにしました。

その後のトークコーナーで、原作漫画を知っているかと問われたセトン大使は「全話拝見したのですが、実は続きが気になって仕方がなく、徹夜してしまったんです!」と気さくな笑顔を見せ、「ワインや家族ミステリー、ワインのテイスティングに関してもスリリングな表現がとても面白かったです」と声を弾ませながら感想を述べました。

ジマーマン氏は原作漫画の神の雫の連載当初から親しまれ、6年ほどの歳月をかけて今回の映像化に至ったこともあり、喜びもひとしおの様子。「まずはワインに関する話がこんなに複雑に表現され、想像できない話を生み出したことが日本のスピリットです」と原作への敬意を述べたのち、「日本とフランスの共通の認識に、食やお酒に対しての最高のものを目指していることだと思っています。それが本作ではワインを通して表現されていると思います」と笑顔を見せました。続けて「企画は困難なものに思えましたが、Hulu Japanに相談したところ即決で話に乗ってくれて、素晴らしい信頼関係を築くことができました。共同制作ができたことは私にとっても大きな喜びです」

フランスで原作漫画がヒットしていることについて問われた伸先生は、「ワインが好きでこの作品を書いているんですが、その本場で多くの方に読んでいただけているのは、なんとも言えない喜びがある」。本作を見た感想を問われたゆう子先生は、「日本語とフランス語が混ざっていると不思議に思えるが、言語の壁を超える真ん中にワインと漫画がありました」と喜びをあらわにしました。

山下は、約10ヶ月にも及ぶ海外での初の長期撮影は自身にとって「かなり刺激になった」と語る。撮影に入る前は不安もあったのだそうだが、現地のスタッフに温かく迎えられた山下。共に過ごした製作スタッフとは、「週末は必ず、撮影が終わった後にみんなでご飯にいき、美味しいワインを飲みました。本当に国を超えて良い関係を築けました」と家族のように固い絆で結ばれているのだと笑顔を見せました。「ワインの勉強もして挑みましたが、実際にフランスでも有名なソムリエの方におすすめのワインを教えてもらいながら、人生で一番ワインを飲みました。ぼく自身もワインに恋をして、日本に帰国してはセラーも購入しました」とワインの魅力についても熱弁。

味覚を研ぎ澄ますために、「カロリー制限していたのですが、糖分はワインで摂っていました!」と会場の笑いを誘いました。

そして、特別なコラボメニューが紹介されました。山下が秋の旬な食材をリクエストし、マルタンシェフのアイデアで生まれたものです。キャラメリゼの下にムール貝とフランス産のポルチーニ茸、酸味のきいたフレッシュチーズ、食用花が挟まれた独創的な料理は、山下によって「海と山の花の雫」と名付けられました。

次に、本作が日本とフランスを舞台にした作品ということにちなみ、フランスのソムリエ協会Union de la Sommellerie Francaise(通称UDSF)の方々より、食文化やワインを広げるのに貢献されたことを称し、山下と伸先生、ゆう子先生に名誉ソムリエ認定証が授与されました。本認定では、日本人では初となる受賞者となりました。「神の雫」という作品を世界的大ヒットに導き、作品を通して、ワイン・テイスティングという文化を大勢の方に広めたその功績を讃えて授与される名誉ある賞です。最後には、山下が代表して「本日は短い時間でしたが、貴重な体験ができました。構想にも時間をかけ、たくさんの方が関わった作品が、たくさんの方に届いていることを実感しています。引き続きみなさんに応援していただけるよう、またフランスと日本の架け橋になる様な活動ができればと思います。宜しくお願いいたします。本日は素敵な時間を本当にありがとうございました」と本イベントを締め括りました。

■今週配信の第5話では、第2のテストの内容がついに判明!

 一青とカミーユは“絆”をヒントに絵画に合うワインを探し出すことができるのか

先日配信された第4話では、世界中でアレクサンドルの全財産160億円分のワインコレクションの相続をかけた、一青(山下智久)とカミーユ(フルール・ジェフリエ)の戦いが話題になっている頃、一青の母・仄香(渡辺真起子)の回想シーンでは、衝撃の真実と複雑に絡み合った二家族の過去の因縁が明らかになりました。仄香がワインの道を選んだ一青の生き方に反対する理由や、アレクサンドルが彼を“魂の息子”と呼ぶ理由などが徐々に浮き彫りになったことで、物語が大きく動き出しました。SNSでは「想像以上の衝撃な展開!偶然でなく必然な 後継者対決だったんですね!」「お母様の一青さんの仕事への反対の大きな理由のひとつがわかり、一青さんが今後その事実に辿り着いた時、どんな感情を持つのかがとても興味深いです」といった反響が寄せられました。

10月6日から配信の第5話はアレクサンドルの全財産を受け取るための第2のテストがスタート。一青とカミーユに出されたのは【ある絵画に合うワインを2週間で見つけてくること】という難題。その絵画とはミラノ出身の画家による、桃とマルメロとジャスミンが描かれた17世紀の静物画でした。そして答えを紐解くヒントは“絆”。カミーユはルカの部下のみやびとロレンツォ、そしてトマの4人で答え探しに乗り出します。その一方、一青は父親の博和に関することで母親の仄香と衝突し・・・・・・。

新たな展開から目を離せない第5話、ぜひお楽しみください。

■「神の雫/Drops of God」について

物語は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者/著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが東京の自宅で息を引き取るところからスタート。9歳の時に両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)は、彼が遺した総額160億円にも及ぶ世界最大のワインコレクションを相続するためには、アレクサンドルの弟子・一青(山下)との対決に勝つことが条件だと知ります。アレクサンドルの遺書には「一青は“魂の息子”」とありますが、果たしてアレクサンドルと一青の関係は…? 複雑な家族関係、相続、そしてワインへの愛が二人の若者を宿命の対決へと導いていきます。

<シリーズあらすじ>

世界的ワインの権威アレクサンドル・レジェが亡くなった。フランス・パリで暮らす彼の娘カミーユと、彼に師事していた遠峰一青は弁護士に呼び出され、彼の遺言を聞く。それは、ワインに関する3つのテストの勝者どちらかに、総額160億円にも及ぶ世界最大のワインコレクションを含む莫大な遺産を譲るという驚くべきものだった…。ワインに人生をかけた男と、ワインに運命を狂わされた女。若き二人の国境を越えた対決が今、幕を開ける――