Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ 本谷有希子&シソンヌ じろう 審査員初挑戦
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2021年3月31日(水)から2022年3月にかけて開催する、35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU(エイチユー)35)」におきまして、このたび、新たな審査員として本谷有希子、シソンヌ じろうの就任が決定いたしました。
本プロジェクトでは映画・映像業界に限らず各界のトップクリエイターによる、多角的な視点から新たな若き才能を発掘するため、先日に発表された沖田修一監督(審査員長)、橋本愛という2名の審査員に加え、今回新たに、「劇団、本谷有希子」を主宰し、作・演出を手掛けるほか、2016年に「異類婚姻譚」で第154回芥川賞を受賞するなど小説家としても活動する本谷有希子、そして2014年キングオブコントで優勝するなど稀代のコント師として人気を博し、近年では自著の同名小説を原作とした映画『甘いお酒でうがい』(20)や、今年1月より放送中のTVドラマ「でっけぇ風呂場で待ってます」(NTV)など脚本家としても多くの作品を手がけて活躍する芸人のシソンヌ じろうを審査員として迎えます。
本谷はいままで多くの審査員のオファーを受けてきたが、本格的に審査員を務めるのは本プロジェクトが初めて。就任にあたって「時々、映画やドラマを観ていると、「どういうつもりでわざわざ予算と労力をかけて、こんな、死ぬほどどっかで観たことあるような作品を作ろうと思ったんだろう。これ、制作した大人が本気で面白いと思ったんだろうか」と憤りたくなることがある。思うに、そういう作品は「どうしてもこれを作りたい」と真剣に思って関わってる人が不在なんじゃないか。バズりそうなものとか、ウケそうなものとかどうでもいいから、とにかく作り手が「これ、最高に面白いやんけ」と思い込んでるものが観たい。人にどう思われるかとか、どうでもいいです。自分が観たいものを正直に作って下さい。それが私にも結果的に面白ければ、審査を無事、通過すると思います。」とコメントし、本プロジェクト発足の動機にもなった日本の映像制作の課題を語るとともに、若きクリエイターたちの自由な発想から生まれる作品に期待を寄せています。
また同じく今回、初めて審査員を務めることになるじろうは「人を笑わせるのが好きですし、自分自身が笑うのも好きです。自分の中に相当な数の笑わせ方のデータがあると思うのですが、映画を見ていると、訳もわからず笑ってしまうことがあります。まだ僕の中に突っつかれていないツボがあるようなのです。僕の知らない面白いを教えて下さい。目を見てはっきりと「面白かったです」と伝えたいです。」とコメント。新たなアイディア、面白さとの出会いに期待を膨らませています。
映画監督/女優/劇作家・小説家/芸人・脚本家と、それぞれが異なるフィールドの第一線で活躍する4人が審査員として異例の集結を果たした本プロジェクト。審査員それぞれが持つ独自の目線、感性によって、続々と応募が集まっている若きクリエイターたちのなかからどのような才能が見いだされ、新たなエンターテインメント作品が生まれるのか?今後の展開にぜひご注目ください。
▼以下、コメント全文▼
本谷有希子(審査員)
時々、映画やドラマを観ていると、「どういうつもりでわざわざ予算と労力をかけて、こんな、死ぬほどどっかで観たことあるような作品を作ろうと思ったんだろう。これ、制作した大人が本気で面白いと思ったんだろうか」と憤りたくなることがある。思うに、そういう作品は「どうしてもこれを作りたい」と真剣に思って関わってる人が不在なんじゃないか。バズりそうなものとか、ウケそうなものとかどうでもいいから、とにかく作り手が「これ、最高に面白いやんけ」と思い込んでるものが観たい。人にどう思われるかとか、どうでもいいです。自分が観たいものを正直に作って下さい。それが私にも結果的に面白ければ、審査を無事、通過すると思います。
シソンヌ じろう(審査員)
人を笑わせるのが好きですし、自分自身が笑うのも好きです。
自分の中に相当な数の笑わせ方のデータがあると思うのですが、映画を見ていると、訳もわからず笑ってしまうことがあります。まだ僕の中に突っつかれていないツボがあるようなのです。僕の知らない面白いを教えて下さい。目を見てはっきりと「面白かったです」と伝えたいです。
<「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」とは?>
「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」は誰もがスマートフォン1つで簡単に映像作品を作り、発表できるようになった現代ならではの創造力に富んだ若きクリエイターたちとともに新しいエンターテインメント作品を発信することを目指して、Huluが新たに立ち上げる一大プロジェクトです。
応募資格は「35歳以下であること」。企画力と熱意があれば、プロ・アマを問わずご応募いただけます。
本プロジェクトの特徴は、選考で選ばれた5名が実際に自分の企画を映像化することができ、配信まで約束されていることです。複数回の選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1000万円とプロの映画制作チームのサポートを受けて、自ら監督・脚本を務める作品の制作に挑戦することになります。完成した短編5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともに来春にHuluで独占配信され、最終審査によってグランプリ作品を決定。グランプリ受賞者には賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られ、さらなる活躍のサポートまで確保される、発掘と育成を両立したプロジェクトとなっています。
◆公式HP:http://HU35.jp/
◆公式Twitter:https://twitter.com/U35_hulu