昭和を代表する大スター「美空ひばり」命日の6月24日(金)に 松竹映画の9作品をHuluで一挙配信開始
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オンライン動画配信サービスHuluを運営するHJホールディングス合同会社(東京都港区、社長:於保 浩之、以下:Hulu)は、2016年6月24日(金)に、昭和を代表する大スター「美空ひばり」が主演する松竹映画9作品を一挙配信開始いたします。
Huluで配信する作品は「悲しき口笛」、「伊豆の踊子」、「東京キッド」を含む全9作品です。
スクリーンを彩る唄と、可憐な演技。子役時代から青春期までの名作、傑作。美空ひばり出演松竹映画が鮮烈に甦ります。
<配信作品一覧>
悲しき口笛-(1949年)
悲しき口笛は、家城巳代治監督の松竹映画で初主演。
同じ年に計6本の映画に出演していてこれが5本目の作品。敗戦の混乱が残る世の中で、精一杯明るさを装い、けなげに明日を信じる少女を熱演し、人々に希望を与えた。ひばりは初主演だというのに、セリフも全部頭に入っていて、現場でも台本を開かなかったことで、周囲を驚かせたということです。映画も歌も、あれよあれよという間に大ヒットし、ひばりを一気にスターダムにのし上げた。
東京キッド-(1950年)
東京キッドは、斎藤寅次郎監督の松竹映画。同名レコードが大ヒットとなると同時に天才子役として演技を絶賛アメリカから帰国してすぐ撮影に入った作品で、アメリカの靴磨きの少年の服装を真似たい、という母の要望から、チェック柄のハンチングを斜めにかぶり、服装はオーバーオールを採り入れ、当時としてはシャレた靴磨きの格好になった。
あの丘越えて-(1951年)
製作は「飛び出した若旦那」の山口松三郎で、雑誌「キング」所載の菊田一夫の原作から、同じく「飛び出した若旦那」の瑞穂春海が脚色、監督に当り、「麦秋」の厚田雄春が撮影を受持っている。出演者は「ひばりの子守唄」の美空ひばり、「飛び出した若旦那」の鶴田浩二、「麦秋」の井川邦子のほかに森川まさみ、河村黎吉、飯田蝶子、堺駿二などである。
鞍馬天狗・角兵衛獅子-(1951年)
製作は「獣の宿」の小倉浩一郎で、大佛次郎の原作から「怪塔伝」の八尋不二が脚本を書き、「獣の宿」の大曾根辰夫が監督に当り、同じく片岡清が撮影を担当。出演者は、「万花地獄」の嵐寛寿郎、「わが家は楽し」の山田五十鈴、「泣きぬれた人形」の美空ひばりなどに、月形龍之介、加藤嘉、川田晴久、三島雅夫、萩町子、進藤英太郎などである。
陽氣な渡り鳥-(1952年)
製作は「命美わし」の小出孝。「天使も夢を見る」の伏見晁が雑誌「ロマンス」に掲載の自作原作より脚色し、「夢多き頃」の佐々木康が監督に当たっている。撮影は「あの丘越えて」の厚田雄春。配役は美空ひばり、「命美わし」の淡島千景と桂木洋子。「大江戸五人男」の高橋貞二、その他大船専属の助演陣である。
ひばり姫 初夢道中-(1952年)
製作は「若君罷り通る」の杉山茂樹、脚本は「母の瞳」の八住利雄、監督は「牛若丸」の大曾根辰夫、撮影は「武蔵と小次郎」の片岡清である。出演者は美空ひばり、「唄祭り清水港」の高田浩吉、宮城千賀子、「あなたほんとに凄いわね」の森川信、「若君罷り通る」の堺駿二のほか、神楽坂はん子、西川ヒノデ、島ひろし、ミス・ワカサなどの芸能人連である。
七変化狸御殿-(1954年)
「伝七補物帖 黄金弁天」の柳川真一、「怪猫腰抜け大騒動」の中田竜雄、「最後の江戸ッ子」の森田龍男の三人が共同で脚本を書き、「忠臣蔵(1954)」の大曾根辰夫が監督に当る。撮影は「忠臣蔵(1954)」の石本秀雄、音楽は「名探偵明智小五郎シリーズ 青銅の魔人 第一部」の万城目正の担当である。出演者は美空ひばり、「孝子五郎正宗」の宮城千賀子、「地獄への復讐」の淡路恵子、「浮かれ狐千本桜」の伴淳三郎、堺駿二、「忠次外伝 火の車お万」の広沢虎造、「地獄の花束」の有島一郎、「満月狸ばやし」の川田晴久などの外、高田浩吉、奈良光枝、フランキー堺等が特別出演する。
お嬢さん社長-(1953年)
「東京マダムと大阪夫人」の富田義朗と「新東京行進曲」の柳沢類寿の共同脚本を、「東京マダムと大阪夫人」の川島雄三が監督した。「次郎長一家罷り通る」の西川亨、「朝霧(1953)」の万城目正がそれぞれ撮影、音楽を担当している。美空ひばり、「君の名は 第二部」の佐田啓二、月丘夢路、「家族あわせ」の大坂志郎、多々良純、「朝霧(1953)」の市川小太夫、坂本武、「乙女のめざめ」の小園蓉子、「とのさま街道」の桂小金治などの他、SKD(松竹歌劇団)の江川滝子が映画初出演する。
伊豆の踊子-(1954年)
伊豆の踊子は、野村芳太郎監督の松竹映画。主演、世間から大好評を得ました。当時17歳のひばりは、共演者の石浜朗さんと恋の噂になるほどに。この作品は、演技をしない普段のひばりを撮るために、わざと遠くから撮影したり、気付かれないうちに、表情をたくさん撮影して良いところを編集するといった工夫がなされている。そのため、ひばりのリアルな演技や表情がたくさん観られる作品に仕上がっている。