第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」詳細決定! 審査員長は今泉力哉監督が就任
- コンテンツ
35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU(エイチユー)35)」の第2回開催の詳細と審査員長が発表になりました。
「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」は誰もがスマートフォン1つで簡単に映像作品を作り、発表できるようになった現代ならではの創造力に富んだ若きクリエイターたちとともに新しいエンターテインメント作品を発信することを目指して、Huluが立ち上げたクリエイター発掘&育成プロジェクトです。
応募資格は「35歳以下であること」。企画力と熱意があれば、プロ・アマを問わずご応募いただけます。
本プロジェクトの特徴は、選考で選ばれた5名が実際に自分の企画を映像化することができ、配信まで約束されていること。複数回の選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1500万円とプロの映画制作チームのサポートを受けて、自ら監督・脚本を務める作品の制作に挑戦することになります。完成した5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリーとともにHuluで独占配信され、最終審査によってグランプリ作品を決定。グランプリ受賞者には賞金100万円とHuluオリジナル新作を監督・配信する権利が贈られ、さらなる活躍のサポートまで確保される、発掘と育成を両立したプロジェクトとなっています。
本プロジェクトの第1回は、応募を開始した2021年3月31日からグランプリ授賞式の2022年3月22日まで開催され、審査員長の沖田修一(映画監督)、審査員の橋本愛(女優)、本谷有希子(劇作家・小説家)、シソンヌじろう(芸人・脚本家)による最終審査で老山綾乃さんの『まんたろうのラジオ体操』がグランプリ作品選ばれ、幕を閉じました。
そしてこの度、第2回の応募が本日よりスタートとなり、審査員長には『愛がなんだ』(19)『街の上で』(21)などで知られ、今年11月には最新作『窓辺にて』の公開が控えるなど、第一線で活躍する今泉力哉監督を迎えることが発表となりました。本プロジェクトへの参加にあたって「次に繋がる機会まで用意されている<Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ>にはぜひ多くの人に参加してほしいです。ぜひ発掘されちゃってください。」(今泉)とコメントし、新たなクリエイターたちとの出会いとプロジェクトへの期待を寄せました。第1回と同様、審査員長のほか3名の審査員の合計4名を予定し、審査員は来月7月に発表いたします。
また第1回のファイナリスト5名からのコメントも到着。
▼以下、コメント全文▼
◎今泉力哉(審査員長)
はじめまして。審査員長を務めます今泉力哉です。映画をつくるのはとっても苦しいです。それと同じくらい完成した映画が誰かに届いた時には喜びがあります。私は自主映画出身で、とある映画祭で賞をいただいた後も、なかなか次回作の制作の機会が得られずに悔しい思いをしてきました。だから次に繋がる機会まで用意されている「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」にはぜひ多くの人に参加してほしいです。特に35歳の人!きっと36歳でこの企画に応募したがっている人もいると思う。その人の分まで、うん。悔しさは絶対に力になるので。ぜひ発掘されちゃってください。そして数年後の私を後悔させてください。他者の未来に関わるので、映画をつくるのと同じくらい、真剣に挑みます。
◎黒木彩梨(Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ 企画プロデューサー)
第1回「HU35」では、多くの魅力的な作品に触れ、心が躍りました。改めまして、ご応募くださいました皆様に感謝申し上げます。このプロジェクトに参加してくださるクリエイターの皆様を始め、ファイナリストの作品を楽しみに待ってくださる方まで、全ての方にHAPPYの輪を広げていきたいと思います。この輪を広げるためには、クリエイターの皆様の企画アイディアと熱意が必要です。ご自分が最高と思う企画をぜひ届けてください。作品に込めた想いに、私たちは全力で寄り添い、同じゴールを目指したいと思います。たくさんのご応募お待ちしております。
◎第1回グランプリ/老山綾乃監督(「まんたろうのラジオ体操」)
今から挑戦したい人、今より飛躍したい人、今でも諦められない人、HU35のスタートラインは全員に等しく引かれていると思います。自分が本当に一番撮りたい作品を一流の人たちに揉まれて撮れるチャンスです、本気は必ず誰かに届きます。
◎第1回ファイナリスト/近藤啓介監督(「脱走球児」)
僕は「脱走球児」という作品を作ったのですが、まさか通ると思っていませんでした。頭の片隅にあって、本当は作りたい。けど、無理かもなぁ。だって野球部が逃げるだけだしなぁ。これ面白いのかなぁ。でも俺は好きなんだよなぁ。みたいなものを出してみたら、作れることになったのです。皆さんも思い切って出してみたらいいと思います。あと、本当に新人監督のことを考え寄り添ってくれるので、きっと仲間が増えると思います!
◎第1回ファイナリスト/上田迅監督(「速水早苗は一足遅い」)
まず…割とバキバキにやられます。「え、やりたいことやらせてもらえるんじゃなかったの?」なんて思いに駆られることもあるでしょう。そのくらい、いい作品を作るためなら妥協を許さないスタッフたちが全力で「自分が考えた作品」に向き合ってくれます。監督だけじゃなく、スタッフや演者全員の良いと思えるものが形になって完成した作品は、間違いなく大きな財産になります。本気で映像を作りたいと思ってる人には絶対にオススメします。頑張ってください!
◎第1回ファイナリスト/幡豆彌呂史監督(「鶴美さんのメリバ講座」)
思い立ったが吉日、勢いが大切だと思います。私自身も勢い(賞金に目が眩み…)だけで応募し、ファイナリストとして未経験にも関わらず映画を撮らせていただきました。あの時の勢いがなければ、きっと映像の世界に足を踏み入れることもなかったです。ぜひ盛大な勢いで応募して、万全なサポート下で勢いのある作品を勢いよく撮ってください!!!
◎第1回ファイナリスト/吉川肇監督(「瑠璃とカラス」)
HU35は「これからの人生をかけてやりたいこと」を再確認できた時間でした。色んな方々に背中を押してもらいながら、自分が作りたいと思う1カット、1秒を作るために試行錯誤できた時間はかけがえのない財産です。あの時にみた景色、耳にした沢山の笑い声を思い出す度に「あの一瞬のために、また頑張ろう」と今でも思います。これから挑戦される皆様にとっても、自分の志を信じて一歩進めるきっかけとなる事を願っております。
<Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ 概要>
◆名称:Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU(エイチユー)35)
◆募集期間:2022年6月10日(金)~7月31日(日)23時59分まで
◆選考スケジュール
一次選考:2022年6月10日(金)~7月31日(日)
二次選考:2022年8月10日(水)~8月31日(水)
三次選考:2022年9月20日~9月30日 うち1日
ファイナリストによる作品 制作準備・制作期間:2022年10月~2023年4月
ファイナリスト作品配信:2023年4月中旬
最終審査会:2023年4月
◆公式HP:http://HU35.jp/
◆公式Twitter:https://twitter.com/U35_hulu
◆主催・企画・製作/HJホールディングス株式会社
◆制作・運営/東京テアトル株式会社